妊活と鉄の話

2018年04月15日

こんにちは
茨城妊活はり灸治療院assistです。
今回は、「妊活と鉄」について書きたいと思います。

鉄は身体にとってどんな働きをすると思いますか?

鉄の主な働き

・酸素を運搬する
・細胞への酸素の取り込みに関与する
・エネルギー産生に関与する
・造血に関与する
・全身の機能を高める

※女性は特に注意

鉄は体内のさまざまな場所にあり、そのうち7割が赤血球に含まれています。
日本では、成長期から成熟期の女性の1/3から1/2が潜在的鉄欠乏に陥っているとされています。
なぜなら、月経血による鉄の損失が大きいからです。
妊活の方にとって酸素欠乏は特に注意が必要です。
元々、卵巣や子宮は血液循環が悪い場所と言われており、鉄欠乏で赤血球が作られなかったり、デスクワークや冷え性、下肢の浮腫みなどで更に循環が悪ければ、卵子の質や受精卵が着床する子宮内の粘膜の厚みや質にも影響がでてきます。

イメージして下さい。
鉄が十分に足りていれば、子宮内膜は着床しやすいふかふかのベッドに、逆に鉄欠乏は子宮内膜の材料が足りず、硬くて薄くて寝心地の悪いベッドになってしまい受精卵が着床しづらいことになります。また亜鉛不足と銅の関係でも着床障害を起こします。(亜鉛の時に書きますね)

一般的な健康診断で測る血液検査はヘモグロビンや血液中の赤血球の割合を示すヘマトクリットなどの数値なので潜在的な鉄欠乏を見逃してしまいます。
鉄が消耗するときは、貯蔵鉄から減っていくので貯蔵鉄が不足していないかフェリチンの値を調べなければなりません。

茨城妊活はり灸治療院assistでは、今の血液の状態、身体の栄養状態を把握する為、ご希望の方には、ご紹介先の医療機関にて血液検査をして頂いております。(他の治療院、鍼灸院には無い事です)

鉄を含んだ食材は?

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類あり

たんぱく質と結合しているヘム鉄と
たんぱく質と結合していない非ヘム鉄です。

吸収率が良いのはヘム鉄なので、ヘム鉄を含んだ食べ物をとると良いです。

鉄を多く含む食材

【ヘム鉄】(吸収率が非ヘム鉄の5〜10倍)

・牛レバー
・豚レバー
・鶏レバー
・牛の赤身肉
・豚肉
・鶏肉
・カツオ
・サバなど
たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンCが十分にあることで、さらに吸収率が上がります。

【非ヘム鉄】

・ほうれん草
・小松菜
・ひじき
・豆腐
・大豆など

非ヘム鉄は単独では吸収されにくいので、吸収の促進を促すビタミンCと一緒とると良いです。
また吸収を阻害するタンニン(お茶やコーヒーなど)と一緒にとると吸収率はさらに下がるので注意です。

なかなか普段の食事で鉄を補給するのは難しい方には積極的にサプリをオススメします。
当院で販売しているオーソサプリPro原材料から製造工程、吸収率までこだわってこだわり抜いたサプリになります。

吸収率を上げるには腸内環境を良くする事も大切になります。

便秘や下痢は無いですか?
胃もたれは無いですか?
冷えは無いですか?
お腹は硬く無いですか?
これら全て腸内環境に関係あります。

当院では、腸内環境を良くする為に、はり灸、ラジオ波、子宝整体、カッピングなどを行なっていきます。
腸内環境を良くする事、鉄欠乏を改善することで確実に妊娠力は上がります。

不妊治療で行う5つのアプローチ

今日食べた物が明日からの自分の体を作る

今日の行動が明日からの自分を変える

あとほんの少しの努力で妊娠する方がたくさんいます

当院では、つくばみらい市・つくば市・守谷市などから多数の患者様が治療を受けに来られています。

初回無料妊活鍼灸体験も行なっております。
気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。