食品添加物の話
2018年06月13日
こんにちは、茨城妊活はり灸治療院assistです。
今回は食品添加物について書きたいと思います。
残念ですが、今や私たちの生活に食品添加物はなくてはならないものになっています。
日本の食品添加物数(2007年8月時点)
・指定添加物:約400種類
・既存添加物:約400種類
・天然香料:約600種類
・一般飲料添加物:約100種類
合計すると「1500種類前後」
因みに他国は
アメリカ:133
ドイツ:64
フランス:32
イギリス:21
全然違うことに驚きですね…。
もちろん厚生労働省も一つ一つ毒性のテストをしており、一定基準を満たしたもののみが認可されています。
【人体実験は出来ないので、ネズミさんによる実験です】
しかも、単品使用の場合においてのテストで【複数の添加物をいっぺんに摂取したらどうなるかという実験は十分になされていません】
食品添加物の影響で「癌」「アレルギー」「自律神経失調症」「不妊症」などが増えたのではないかとも言われています…。
よく使われる食品添加物
「PH調節剤」「乳化剤」「増粘多糖類」「プロピレングリコール」「リン酸塩」「化学調味料」「タンパク加水分解物」「結着剤」「カラメル色素」「亜硝酸ナトリウム」「酸化防止剤」「合成着色料」など。
なぜ多くの食品に食品添加物が使用されているかおわかりですか?
「食品を長持ちさせる」
「色形を美しく仕上げる」
「品質向上させる」
「味を良くする」
「コストを下げる」
面倒な工程・技術など不要で、簡単に一定の品質の物が出来てしまうのです…。
消費者は、見た目がキレイで、美味しくて、便利なものが安く買える。
一度買ったものは、なかなか腐らない。忙しいときは、本来なら数時間かけて作る食事を数分で済ませることができてしまう…。
それは紛れもなく、食品添加物のおかげです。
食品添加物には「光もあれば影もあります」
全く摂らないことは、極めて不可能です。しかし知識として、知ってて摂るか知らないで摂るかでは変化がうまれ、知れば知るほど、必要以上に摂らなくなると思います。
「一流企業が、危ない添加物を食品に使っているわけがない」
「変なものが、スーパーやコンビニで売られているはずがない」
「トクホのマークがあるから体に良さそう」
これら全て思い込みです。商品を手に持ち食品表示表をみてみましょう。
食品添加物と上手に付き合う5ポイント
①食品表示表をみてから買う習慣をつける
②加工度の低いものを選ぶ
③知って食べる
④安いものだけに飛びつかない、安いものには理由がある
⑤素朴な疑問を持つ、なぜこんなにキレイな色をしているのか?なぜこんなに安いのか?〇〇風ってなに?疑問を持ったら裏のラベルを見て下さい。
どちらを選びますか?
この商品は両方とも身体に良いですよ~
みたいな感じで売られている商品です。
表示表をみていただければ何が使用されているかわかります。
どちらを選ぶかは自由です。
当院には、沢山の妊活を頑張られている方が来院されています。
今日食べたものが明日からの自分の体をつくります。
血液・ホルモン・精子・卵子もです。
赤ちゃんはへその緒からママの栄養をいただきます。
ママの体が添加物だらけだったら…。
今よりも、ほんの少しでも良いので食に関心を持って頂けると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考書籍|食品の裏側:著者・阿部司 先生